東京都は、「グリーンスタートアップ支援」の対象企業（スタートアップ）を選定した。都は「次々と新しい産業が生まれる、世界一のスタートアップ都市・東京」の実現に向け令和2年1月に「スタートアップ・エコシステム　東京コンソーシアム」設立。東京にスタートアップ・エコシステムのグローバル拠点都市としての地位を確立させ、スタートアップ・エコシステムによるイノベーションを社会に実装、地域に還元する活動を推進している。今回、「グリーンスタートアップ支援」の対象企業として、エイターリンク（株）、（株）センシンロボティクス、つばめBHB（株）、PJP Eye（株）、（株）Helical Fusionを選定した。東京工業大学発のスタートアップである「つばめBHB」は、水素エネルギーキャリアとして注目されているアンモニアのオンサイト生産を実現し、送電線不足などで活用しきれない再生可能エネルギーの活用等に寄与する。PJP Eyeは、植物由来の炭素を活用したバッテリーの開発を進めていく。選定された企業に対して、国内のみならず海外展開を視野に入れ、国内外のベンチャーキャピタル・機関投資家や、先輩スタートアップなど、東京コンソーシアムのネットワークを活かした多様なメンバーによる支援が行われるという。