世界農業遺産認定「琵琶湖システム」を学べるデジタルブック完成
発表日:2023.06.26
滋賀県は、世界農業遺産認定「琵琶湖システム」を学べる学習教材(デジタルブック)を作成した。持続可能な社会づくりに向けた環境教育の重要性が高まるなか、2022年7月に「森・里・湖に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム(通称:琵琶湖システム)」が「世界農業遺産」に認定された。これを受け、県農政水産部は県内の環境や農林水産業、食文化等について学び、考えるための子ども向け学習教材(デジタルブック)作成に取り組んだ。「琵琶湖システム」の全体像およびそれを構成する「漁業」、「魚のゆりかご水田」、「環境こだわり農業」、「水源林の保全」、「伝統的な食文化・祭礼」について学習できる。小学校5年生をメインターゲットとして作成されている。学習教材は、滋賀県立びわ湖フローティングスクールのホームページに公開されている(情報源のリンクを参照)。