環境省は、フロン排出抑制法の令和4年度の施行状況の調査結果を公表した。令和5年4月1日現在の第一種フロン類充塡回収業の登録数は53,385件（前年比約1,600件増）。第一種特定製品管理者に対しては1,160件の立入検査により、196件の指導と助言を実施した。第一種フロン類充塡回収業者に対しては849件の立入検査により、159件の指導と助言を実施した。令和2年4月1日施行の改正フロン排出抑制法により、特定解体工事元請業者及び第一種特定製品引取等実施者が新たに立入検査等の対象となった、特定解体工事元請業者に対して、1,536件の立入検査により、222件の指導と助言を実施した。また、第一種特定製品引取等実施者に対して、59件の立入検査により、5件の指導と助言を実施した。同省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化の促進のため、今後も他省庁や都道府県の関係部局との連携強により、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていく。