農林水産省ら、バイオマス産業都市構想の募集を開始
発表日:2024.06.20
令和6年度バイオマス産業都市構想の提案募集が開始された。農林水産省や経済産業省、環境省など関係7府省が連携し、バイオマス産業都市の構築を推進する。募集期間は令和6年6月20日から10月31日までである。日本には木質、食品廃棄物、下水汚泥、家畜排せつ物など豊富なバイオマスが存在する。このバイオマスを活用し、地域の産業を創出することが求められている。バイオマス産業は地域循環型の再生可能エネルギーの導入を推進する重要な役割を果たす。また、地域の雇用創出や活性化にも寄与する。平成24年9月に関係7府省が共同でバイオマス事業化戦略をまとめた。その中で、原料の収集・運搬から製造・利用までの経済性を確保した一貫システムを構築する方針が示された。これまでに103市町村がバイオマス産業都市として選定されている。新たな提案募集によって、さらに多くの地域が選定されることが期待される。【参考】バイオマス産業都市構想は、農林水産省・経済産業省・環境省等がバイオマス活用推進基本法や再生可能エネルギー特別措置法などの法的枠組みや、地域循環共生圏の構築に係る方針に基づいて推進している施策。
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