パナソニック電工（株）は、リニューアルに適したLED道路灯を2010年11月22日より発売すると発表した。昨今、LEDの高出力化に伴い、防犯灯や街路灯などでのLEDの採用が増加しており、今後は道路灯分野においても、省エネ・長寿命に対応するため、LED化が期待されている。そこで同社は、同社水銀灯器具と比較して約67%の省エネ、約3倍の長寿命、同社高圧ナトリウム灯器具と比べても約35%の省エネ、約1.7倍の長寿命を実現するLED道路照明器具を開発。同製品は、リニューアル市場に対応するため、本体にLED電源を内蔵し、結線作業の省力化を図るとともに、4万時間の光源寿命を支える器具品質にも配慮し、防じん、耐水、耐雷サージを高いレベルで確保した器具品質となっている。また、同社独自の光学設計技術により、ワイド配光レンズを開発し、道路照明器具に求められる平均輝度や均斉度を確保。薄型設計により、景観に溶け込む器具デザインとなっているという。