東京ガス(株)と(株)日本サーモエナー、世界初の「潜熱回収型真空式ガス温水ヒーター」を開発
発表日:2010.11.08
東京ガス(株)と(株)日本サーモエナーは、真空式ガス温水ヒーターに装備する潜熱回収器を共同開発し、平成23年4月から、世界初(平成22年11月8日現在、日本サーモエナー調べ)の「潜熱回収型真空式ガス温水ヒーター」を販売すると発表した。真空式ガス温水ヒーターは、給湯需要の大きな業務用顧客向けに、給湯や暖房用の温水を供給するガス温水ボイラーの一つであり、取り扱いに免許や資格を必要とせず、耐久性に優れていることから、フィットネスクラブや温浴施設等で広く導入されている。従来、同ヒーターでは、排気ガス中に含まれる潜熱を未利用のまま外気に放出しており、熱効率は最高で95%であった。両社は今回、潜熱回収器を装備して熱を有効利用することで、真空式ガス温水ヒーターで最高の熱効率(105%)を実現。また、同ヒーターは、負荷の変動に応じてバーナーの出力を連続的に変えることができる比例制御燃焼方式を採用しており、これらの特長により、年間の一次エネルギー消費量を1割以上削減できる見込みという。
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