環境省は、平成22年11月23日（火）・24日（水）に新潟県新潟市で開催された「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク（EANET）」の第12回政府間会合の結果を公表した。EANETは、東アジア地域における酸性雨の現状やその影響解明に向け、地域協力体制の確立を目的とする活動であり、共通の手法による酸性雨モニタリングの実施、データの収集・評価・保管及び提供、精度保証・精度管理活動の推進などを行っている。今回の政府間会合では、EANETの活動に関し議論が行われたほか、「第7回政府間会合（平成17年・新潟）の決定に基づき議論が行われてきた「EANETの強化のための文書」の採択・署名がなされた。この文書により、資金の拠出を含め、各国のより積極的な貢献が期待されるという。