東京都、平成22年夏における光化学スモッグの発生状況を公表
発表日:2010.11.30
東京都は、平成22年夏(4月~10月)における光化学スモッグの発生状況を公表した。都では、大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき「東京都大気汚染緊急時対策実施要綱(オキシダント)」を定め、都内を8地域に分けて、光化学オキシダントの濃度が発令基準以上になった場合に光化学スモッグ注意報等を発令している。今回、注意報の発令日数は20日(平成21年は7日)で、7月20日(火)から25日(日)まで6日連続で注意報が発令された。今年の最高濃度は7月24日に練馬区北町局で記録した0.215ppmであった。また、光化学スモッグによると思われる健康被害の届出者は18人であった。都は、光化学スモッグの原因となる揮発性有機化合物(VOC)の濃度を低減するため、「VOC対策セミナー」の開催や「東京都VOC対策ガイド」の普及など、事業者の排出削減の取組への支援を引き続き行う。さらに、光化学スモッグの一層の改善を図るため、光化学オキシダント生成の仕組みの解明などの調査をしていくという。
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