三菱レイヨン・エンジニアリング(株)と日東電工(株)、シンガポール公共事業庁と膜分離法を使った排水再利用技術に関する覚書を締結
発表日:2008.02.18
三菱レイヨン(株)のグループ会社である三菱レイヨン・エンジニアリング(株)と日東電工(株)は、分離膜を用いた排水再利用技術の共同開発に関する覚書をシンガポール公共事業庁(PUB;Public Utility Board Singapore)と締結した。両社は、水処理技術を開発する合弁会社「カシッドテクノロジー」を2007年6月に米国で設立。そこでの開発技術を活かし、将来的にシンガポールに建設予定の大規模排水再利用施設向けに、膜分離活性汚泥技術と逆浸透膜技術を提供するとともに、PUBと維持・運営・管理システムの技術開発を行っていく。PUBは、現在の分離膜のみを使った排水再利用技術から、経済的で再生水の水質にも優れる「膜分離活性汚泥法+逆浸透膜法」の組み合わせへ進化させていく計画を持っており、両社の追求する製品開発の方向性と一致したことから、共同開発を行うことになった。
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