大阪府は、「大阪21世紀の新環境総合計画」（平成23年3月）に掲げた長期目標の実現に向け、環境の保全及び創造に関する平成23年度の施策をとりまとめ、公表した。今回の報告では、1）低炭素・省エネルギー社会の構築について、中小事業者の省CO2対策を進める「まるごと運用改善支援事業」等、2）資源循環型社会の構築について、「廃棄物処理計画の策定」等、3）全てのいのちが共生する社会の構築について、「農空間保全地域制度の推進」等、4）健康で安心して暮らせる社会の構築について、「微小粒子状物質（PM2.5）の測定」等、5）魅力と活力ある快適な地域づくりの推進について、「『みどりの風促進区域』における緑化の推進」等を、主な施策として掲げている。なお、同報告は、大阪府環境基本条例の規定により作成され、議会に報告するものである。