(株)サンケイビル、次世代マンションに戸別太陽光発電と発電量を表示できるガス給湯器リモコンとの組み合わせを採用
発表日:2011.06.06
(株)サンケイビルは、2011年7月発売予定の次世代マンションに、「マンション用戸別太陽光発電システム」と、太陽光発電システムによる発電量などの表示も可能な「ガス給湯器リモコン」を組み合わせたシステムを採用したと発表した。「マンション用戸別太陽光発電システム」は、JX日鉱日石エネルギー(株)が開発したパワーコンディショナ(太陽光発電による直流電力を家庭用の交流電力に変換する装置)を用い、マンションの各戸ごとの太陽光発電を可能としたもの。屋上に一戸あたり6枚(1.29kW相当)の太陽光パネルを設置し、発電した電力は各住戸に供給する。各住戸は、太陽光発電による電力のうち、自家消費分を差し引いた余りの電気を、直接電力会社へ売電することができる。一方、「ガス給湯器リモコン」は、東京ガス(株)の製品で、家庭のエネルギー(ガス・電気・お湯)の使用量、料金目安、CO2排出量などをリアルタイムに表示できるもの。電力測定ユニットを追加することで、太陽光発電による発電量・売買電力量なども表示可能となる。3社は、今後も、節電、省エネ行動の推進に一層貢献していくという。