パナソニック電工（株）は、飲食店舗や福祉施設などの業務分野での使用に適した業務用自然冷媒（CO2）ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の新製品を、2011年9月21日より発売すると発表した。大気の熱を利用し、自然冷媒(CO2)を使ってお湯を沸かすエコキュートは、地球温暖化防止のためのCO2削減意識の高まりを背景として、そのエネルギー消費効率の高さから、飲食店舗や福祉施設などの業務分野においても、住宅用と同様に需要が拡大している。今回発売となる製品は、ヒートポンプのエネルギー消費効率（COP）を同社従来品に比べ約25%向上させ、業界No.1のCOP5.1を実現した。また、低温下での沸き上げ性能と凍結防止性能を向上させ、外気温がマイナス20℃でも使用可能な寒冷地仕様の製品も新たに導入する。同社では、拡大する業務分野でのエコキュート市場において、今後も多様化するニーズに対し、省エネと両立する快適な給湯ライフを提案していくという。