大阪府、平成22年度における環境の状況並びに豊かな環境の保全及び創造に関して講じた施策のとりまとめを公表
発表日:2011.09.20
大阪府は、平成22年度における環境の状況並びに豊かな環境の保全及び創造に関して講じた施策のとりまとめを公表した。これは、大阪府環境基本条例第10条第1項の規定により、「大阪21世紀の環境総合計画」に掲げた長期目標の実現に向けて、豊かな環境の保全及び創造に関して、平成22年度において講じた施策をとりまとめたもの。これによると、平成22年度の環境の状況は、大気中の二酸化窒素、浮遊粒子状物質は環境保全目標(環境基準)を達成したが、河川の汚濁指標であるBODは、改善の傾向にあるものの、環境保全目標を達成できていない地域が残っているという。また、同年度に講じた施策として、自動車NOx・PM法の排出基準を満たさないトラック・バス等の流入車対策や低公害車等の普及促進、河川の水質管理と健全な水循環の構築に向けた取り組み等を進めたことや、自動車の二酸化炭素排出削減策として有効なバイオエタノール3%混合ガソリン(E3)の普及を図るための実証事業、容器包装リサイクルや家電リサイクルの推進、産業廃棄物の不適正処理の根絶に向けた取り組み等が挙げられている。
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