JX日鉱日石エネルギー（株）、（株）へいせいおよび西部ガスエネルギー（株）は、福岡県と糸島市の協力を得て、平成23年11月7日に、福岡県糸島市・福岡水素タウン内に「スマートハウスin福岡水素タウン」を開所すると発表した。同施設は、SOFC型家庭用燃料電池「エネファーム」、屋根組込型太陽光発電システム、蓄電池システムなどの最新エネルギー機器を設置した環境対応型住宅のモデルハウスで、これら3電池の連系に関する実証実験を行う。また、一般にも公開され、最新のエネルギー機器の見学や、停電時に蓄電池からの電力供給を受けたエネファームの運転などにより、家庭内の電力を自動的に復旧するデモンストレーションも体験できる。3社は、「スマートハウスin福岡水素タウン」での取り組みを通じ、地域全体での低炭素化の推進や、自立・分散型エネルギー社会の実現に貢献していくという。