京都府は、「京-VER創出促進事業補助金」の募集を開始すると発表した（募集期間：平成24年5月7日（月）～6月8日（金））。同事業は、京都版CO2排出量取引を通じた事業者の温室効果ガス排出削減を促進するため、府内中小事業者の省エネ設備改修とクレジット創出を支援するもの。補助対象事業は、府内（京都市域を除く）の事業所で省エネ施設等を整備する事業及びこれに付随する事業。具体的には、1）熱源機器（冷暖房機器、給湯機器、工業用ボイラー等）、2）照明機器（インバータ型蛍光灯、LED蛍光灯等）、3）動力機器（工業用モーター、空調ファン等）などの、高効率な省エネ改修。補助要件として、1）京都版CO2排出量取引制度に参加し、クレジットの創出に取り組むこと、2）事業の実施による温室効果ガス削減効果が20t－CO2/年以上、又は補助対象経費100万円あたりの温室効果ガス削減効果が4t-CO2/年以上であること、3）平成25年3月末までに事業が完了すること、を全て満たす必要がある。同府では、6月下旬に事業の採択可否を通知する予定という。