神戸市は、「神戸スマート都市づくり計画」を策定したと発表した。同市では、平成23年3月に「神戸市都市計画マスタープラン」を策定し、都市の低炭素化などの「環境共生（緑・水・エネルギー）」に関する都市計画の方針を定めた。今回の計画は、この方針を実現するべく、神戸の都市空間の特長を活かして、環境と共生した「土地利用」、「都市交通」、「エネルギー」、「水と緑」を、協働と参画により総合的にマネジメントするためのもの。持続可能な環境配慮型都市づくりをめざして、施策展開の方向性と実現に向けた先導的な取り組みを示している。同市では、同計画を実現することにより、都市活動によるCO2排出量を削減するだけでなく、ヒートアイランド現象への対応や、生物多様性保全への寄与などの効果も期待されるという。