神戸市、2010年度(平成22年度)神戸市域全体の温室効果ガス排出量を公表
発表日:2012.08.28
神戸市は、2010年度(平成22年度)神戸市域全体の温室効果ガス排出量を公表した。同市では、2000年3月に策定した、「神戸市地球温暖化防止地域推進計画」(以下、計画)に定めた目標(1990年比6%削減)を確実に達成するため、温室効果ガスの大部分を占めるCO2の排出量の削減を図ることを目的に、2008年3月「温室効果ガス削減目標達成のためのアクションプログラム」を策定している。今回、2010年度におけるエネルギー消費量などを基に、温室効果ガス排出量を算定した結果、CO2に換算して10,359千トンとなり、前年度と比べて5.1%増加したが、基準年度と比べて6.4%減少し、計画の目標年度である2010年度の目標排出量(10,405千トン)を達成した。同市では今後、2011年2月に策定した「神戸市地球温暖化防止実行計画」に基づき、CO2削減の基本となるエネルギー消費量の削減に向けた施策を着実に実施していくという。