三重県は、平成25年度のダイオキシン類環境調査結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、国土交通省地方整備局や県内市町と連携し、大気や水質等におけるダイオキシン類の環境調査を実施している。平成25年度は、大気、底質(河川・海域)、土壌については、全ての調査地点で環境基準を達成した。水質(河川・海域・地下水)については、河川70地点中68地点で、海域と地下水は全ての調査地点で、環境基準を達成した。同県では今後も、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、県内の大気や水質等における環境調査を実施し、環境基準値を上回るおそれのある河川においては調査頻度を上げるなど状況把握を行う。また、同法の規制対象施設への適切な維持管理の指導を行うなど、県内の環境保全を図っていくという。