三重県は、平成23年度のダイオキシン類環境調査結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、国土交通省近畿地方整備局・中部地方整備局と連携し、ダイオキシン類の環境調査を行っている。平成23年度は、大気、底質(河川・海域)、地下水、土壌で調査を行った結果、すべての地点で環境基準を達成した。水質(河川・海域)については、河川41地点中38地点、海域すべての地点で、環境基準を達成した。同県では今後も、ダイオキシン類の発生源に対し施設の適切な維持管理を指導するとともに、環境基準を超過した河川については、濃度の推移を把握していくという。