環境省は、(仮称)今ノ山風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、高知県土佐清水市及び幡多郡三原村の行政界周辺において、出力最大197,800kW、単機出力最大4,300kW、基数最大46基の陸上風力発電設備を設置するもの。環境大臣意見では、1)風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、自然度の高い植生等の存在を明らかにした上で、植物及び生態系に対する影響について予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、既存道路及び無立木地等を活用することにより、植生自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること、2)風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響について、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること、 3)他事業者との情報交換に努め、本事業との累積的な影響について調査、予測及び評価を適切に行い、風力発電設備等の配置等の検討をすること等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | 高知県 | 環境大臣意見 | 計画段階環境配慮書 | 経済産業大臣 | 陸上風力発電設備 | 今ノ山風力発電事業 | 土佐清水市 | 幡多郡三原村 |
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