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農水省と環境省、香川県で家きんから高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出
発表日：2020.11.08
農林水産省と環境省は、香川県の家きんから、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。令和2年11月7日に香川県東かがわ市の採卵鶏農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された。香川県では、当該農場に対し移動の自粛を要請するとともに、農場への立入検査を実施した。一方、環境省では、発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定した。野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、11月５日付けで最高レベルとなる「対応レベル３」に引き上げており、引き続き、全国での野鳥の監視を強化した。今回、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5亜型）であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認された。農林水産省は、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を開催し、今後の対応方針について議論するという。11月9日、検査の結果、NA亜型が判明し、H5N8亜型であることが確認された。
