環境省は、福島県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果(4回目)を公表した。同省では、モニタリング調整会議で決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川・湖沼、水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施している。今回、福島県内の公共用水域における環境基準点等171地点(河川:113地点、湖沼・水源地:25地点、沿岸・水浴場:33地点)(平成24年2月25日~3月14日採取)について、測定結果(速報)を公表した。それによると、放射性ヨウ素については、水質・底質・周辺環境とも、全地点で不検出であった。放射性セシウムについては、沿岸・水浴場の水質で不検出であったが、河川及び湖沼・水源地の水質・底質・周辺環境、沿岸・水浴場の底質・周辺環境とも検出された地点があった。さらに、空間線量は、河川で0.09~9.34μSv/h、湖沼・水源地で0.13~14.92µSv/hなどの測定結果が得られた。同省では今後、福島県、近隣県等において、関係機関と調整を行い、継続的に、河川、湖沼等の放射性物質の水質、底質等における放射性物質の測定を実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 水質 | 公共用水域 | 河川 | 底質 | 福島県 | 放射性物質 | 総合モニタリング計画 | 空間線量 |
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