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 神奈川県、平成23年度大気環境、水域環境の状況等を公表

発表日:2012.07.27


  神奈川県は、平成23年度の大気環境、水域環境の状況等に関する調査結果を公表した。同県では、国及び政令市と連携し、大気環境及び水域環境の調査と、ダイオキシン類などの化学物質調査を行っている。平成23年度の測定結果は以下のとおり。1)大気汚染物質常時監視では、浮遊粒子状物質は全ての地点で環境基準を達成したが、二酸化窒素・微小粒子状物質・光化学オキシダントは達成しない地点があった。2)有害大気汚染物質モニタリング調査では、環境基準があるベンゼン等4物質及び指針値が設定されている8物質は、全ての地点で環境基準を達成・指針値を満足した。3)公共用水域の測定では、健康項目で昨年に引き続き1地点において砒素が火山地帯の自然的要因により環境基準を達成しなかった。また、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成率は92.5%となった。地下水の環境基準の達成率は96.2%であった。4)ダイオキシン類調査では、大気、公共用水域、土壌及び地下水について、全地点で環境基準を達成した。

情報源 神奈川県 記者発表資料
横浜市 記者発表資料
川崎市 報道提供資料
機関 神奈川県 横浜市 川崎市
分野 健康・化学物質
大気環境
水・土壌環境
キーワード モニタリング | ダイオキシン | BOD | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | COD | 環境基準 | 神奈川県 | 有害大気汚染物質
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