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 北極評議会環境閣僚会合、「北極の変化と世界への影響」をテーマに開催へ

発表日:2013.01.24


  スウェーデン環境省は、「北極の変化と世界への影響」をテーマに、北極評議会環境閣僚会合を2013年2月5日~6日にユッカスヤルビ(スウェーデン)で開催すると発表した。北極圏では気候変動と地球の資源利用量の増加により急激な環境変化が起きており、例えば2012年夏の北極海の海氷面積は過去最小であった。この変化の速度をゆるめ、影響を緩和するための措置を強化しなければならず、今回の会合ではこうした問題が議論の中心となる。特に、北極圏における黒色炭素の排出削減、北極圏の生物多様性と生態系機能を守るための手段等のほか、北極圏汚染物質も重要な議題として取り上げられる。議論の成果は2013年5月に同国キルナで開かれる外相会合に提出される。会合には北極評議会加盟8カ国の大臣のほか、先住民族代表、北極評議会の分野別作業部会の代表やオブザーバーが出席する。オブザーバーには会合に先立って北極に関するステートメントを提出する機会が与えられており、既にイタリアが提出している。

情報源 スウェーデン環境省 プレスリリース
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境省
分野 地球環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 気候変動 | 北極 | 海氷 | 資源 | 炭素 | スウェーデン環境省 | 北極評議会 | 環境変化
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