世界気象機関、2014年6~8月のエルニーニョ発生可能性は60%等とする更新情報を公表

発表日:2014.06.26

世界気象機関(WMO)は、2014年6~8月のエルニーニョ現象の発生可能性は60%、10~12月は75~80%とする更新情報を公表した。WMOによると、現在の大気の状態は中立を保っているが、熱帯太平洋の海洋温度は弱いエルニーニョのレベルまで上昇している。予測モデルや専門家の見通しでは、今回のエルニーニョ現象は、2014年第4四半期から2015年初頭をピークに、その後終息に向かうとされる。エルニーニョは熱帯太平洋中部から東部にかけての海面温度の異常な高温と典型的な大気循環パターンを特徴とする。世界各地での干ばつや大雨、地球規模での気温上昇などを引き起こし、農作物にも多大な影響を及ぼすため、多くの国は、各地域の気象センターの情報に基づき、すでに対応の準備を始めている。数年ごとに繰り返し発生するが、その様相は毎回異なるうえ、気候パターンに影響する要因はほかにもある。そのためWMOは、地域レベルでは、エルニーニョや局地的な気候要因の相対的影響を評価するため、地域季節予報が必要だとしている。

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