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 2015年気候合意に向けた交渉テキストに各国が合意

発表日:2015.02.13


  ジュネーブで2015年2月13日まで開催された国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の会合(ADP2-8)で、190か国以上の代表者が7日間の交渉を経て、2015年12月にパリの気候変動会議で成立する予定の国際合意のための交渉テキスト(交渉用文案)を決定した。このテキストの決定で、すべての国が参加する新たな国際合意に向けた重要な節目に到達したことになる。交渉テキストには、緩和、適応、資金、技術、能力強化等、新合意の内容となる多くの項目が網羅されており、各国の意見や懸念も盛り込まれている。フィゲレスUNFCCC事務局長は、「交渉テキストは完全な透明性のなかで構築された。テキストは長くなったが、これは各国がお互いの立場について十分に認識できることを意味する」と述べている。交渉テキストは今後、編集と国連公用語への翻訳を経て、2015年第1四半期内に各国に送付される。またUNFCCCのウェブサイトにも掲載されている。

情報源 国連気候変動枠組条約事務局(UNFCCC) プレスリリース(PDF) 気候変動枠組条約事務局(UNFCCC) ジュネーブ気候変動会議(2015年2月)
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約事務局(UNFCCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 気候変動枠組条約 | UNFCCC | 緩和 | 適応 | 資金 | ADP
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