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 アフリカの環境大臣ら、持続可能な開発、気候変動対策、野生生物の違法取引撲滅へ向けた取組に合意

発表日:2016.04.19


  第2回国連環境総会(UNEA-2)を約1カ月後に控え、アフリカ環境大臣会合(AMCEN)の第6回特別会合がカイロで開かれた。参加したアフリカ45カ国以上の環境大臣らは、持続可能な開発や気候変動、野生生物の違法取引、砂漠化等の課題に関する取組を加速し、UNEA-2に共通のアプローチで積極的に臨むことに合意した。具体的な合意内容として、持続可能な開発については、2030アジェンダとアジェンダ2063の実現に向けたアフリカの自然資本の持続可能な管理の緊急性、劣化した生態系の回復や持続可能な消費・生産パターン推進のための政策・活動の実施、官民の連携強化等に合意。気候変動については、パリ協定の実施に向け、アフリカの重大課題である適応策のコストに対する早急かつ適切な支援の必要性を再確認するとともに、アフリカ主導の2つのイニシアティブの迅速な実施を求めた。野生生物の違法取引については、関係当局(警察、税関、司法等)が参加する対策委員会の設立推進や違法取引撲滅のアフリカ共通戦略への支援に合意した。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 自然環境 環境総合
キーワード 生態系 | 気候変動 | 野生生物 | 国連環境計画 | UNEP | アフリカ | 違法取引 | 持続可能な開発 | パリ協定
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