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 オランダ、国内の風力発電容量が2000メガワットの大台を突破

発表日:2009.02.04


  オランダで、国内の風力発電容量が間もなく2000メガワットの大台を突破することが明らかになった。現在、同国内に設置されている風力発電施設は1955基で、発電容量は全体で1997メガワット。年間450億kWh以上の電力を供給しており、これは、オランダの電力需要の3.9%に当たるという。新たに、フリースラント州及び北ブラバント州に設置される風力発電施設が電力網に連系することで、発電容量は全体で2013メガワットに達する。住宅・国土計画・環境省のクラーマー大臣は、2000メガワットの大台は、持続可能なエネルギーに向けた重要な一里塚だと評価。風力発電をめぐっては、様々な利害があるものの、地域住民とも対話し、持続可能なエネルギーへの投資を拡大していかなければならないと述べた。オランダでは、2020年までに再生可能エネルギーがエネルギーミックスに占める割合を20%にするという目標に向けて開発を進めており、風力発電の適地の残量や最適な立地戦略について検討を行っている。

情報源 オランダ住宅・国土計画・環境省(VROM) プレスリリース
国・地域 オランダ
機関 オランダ住宅・国土計画・環境省(VROM)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 持続可能 | オランダ住宅・国土計画・環境省 | 電力供給
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