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 欧州化学物質庁、加盟国は2017~2019年に117種類の化学物質を評価予定と報告

発表日:2016.10.27


  欧州化学物質庁(ECHA)は、2017~2019年版の共同体ローリング行動計画(CoRAP)案を公表した。それによると、ECHA加盟国は2017~2019年に117種類の化学物質の評価を計画しており、うち22種類は新たに評価対象に加えられたという。2017年には24物質、2018年には47物質、2019年には46物質の評価が予定されている。2017年に評価する24物質に関しては、登録者は2017年3月までに最新の登録一式書類を用意する必要がある。特に、使用および曝露シナリオと曝露量推定が最新であり、登録者の化学物質安全性報告書に明確に記載されている必要がある。計画案には、機密扱いではない化学物質名、CAS番号、EC番号、暫定的な評価実施年、提案された評価実施加盟国の連絡先、現在の懸念事項に関する簡単な説明が含まれている。ECHAの加盟国委員会は協議を開始し、2017年2月に計画案についての意見書を作成。案の最終的な採択と発行は2017年3月を予定している。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 欧州化学物質庁 | ECHA | リスク評価 | CoRAP | 物質評価計画
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