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 アメリカ環境保護庁、有害廃棄物の輸出入規制を改正

発表日:2016.10.28


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、人々の健康と環境を守るため、有害廃棄物の輸出入に関する規制の改正を最終的に決定した。新たな規則は、経済協力開発機構(OECD)の厳しい基準をすべての有害廃棄物の輸出入に適用できるよう従来のプロセスを改善し、合理化するもので、これまで書面で行っていた輸出入の承認手続きを電子化し、税関国境警備局(CBP)に提出された輸出に関する電子情報との関連付けを義務化する。また、EPAへの電子報告も義務付けることによって、より多くの有害廃棄物輸出入データを各州の政策、国民、有害廃棄物の輸出入業者と共有することが可能になるという。EPAでは、すべての人に健全で安全な環境を提供するため有害廃棄物の輸出入の追跡を強化することに継続して取り組んでおり、新たな規則は、有害廃棄物を処分あるいはリサイクルするために様々な国に輸送する際の不適切な管理から、関連する地域社会を守ることに役立つほか、国際輸送の透明性、データの共有、追跡の強化につながるとしている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード OECD | アメリカ環境保護庁 | EPA | 経済協力開発機構 | 輸出入 | 規則 | 電子化 | 有害廃棄物 | 適正管理
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