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アメリカエネルギー省、風力エネルギーに9300万ドルの支援
発表日：2009.04.29
アメリカエネルギー省（DOE）のチュー長官は、アメリカ復興・再投資法により風力エネルギーの開発支援に9300万ドルを助成すると発表した。これは、国の研究機関、大学、企業が、風力産業の技術的な課題を克服し、信頼性を改善することを支援するもの。内訳は、(1)タービン動力伝達システムの研究開発・試験に4500万ドル、(2)民間企業の技術開発に1400万ドル（先端軽量素材の改善、各種の工程管理等）、 (3)産学連携の研究開発に2400万ドル、(4)国立風力技術センターの能力強化に1000万ドルとなっている。同長官は、オバマ大統領が掲げる、2012年までに電力の10%を再生可能エネルギーで供給するという目標の達成に向け、風力発電は大きく貢献するものの一つだと期待を示した。また、同長官は、併せて、国立再生可能エネルギー研究所（NREL）の施設やインフラの改善のために1億ドル以上を助成することも発表した。
