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 世界気象機関、ヨーロッパは低温で北極圏は高温という異常気象を予報

発表日:2018.02.23


  世界気象機関(WMO)は、2017/2018年寒候期末にかけて、ヨーロッパの大半の地域で低温期間が長引く一方、北極では異例の高温になると発表した。原因は、北極の上空30kmに生じた成層圏突然昇温現象と付随する大気循環の変動である。通常の西風の減速が、北極上空の巨大な低気圧である極渦の分裂と気温上昇をもたらし、他方シベリアからの冷たい東風を誘起してヨーロッパを低温にする。WMO第6地区(ヨーロッパ)の気候監視のための地区気候センターの発表した2月20日からの気候監視予報は、今後2~3週間に及ぶ平年をかなり下回る低温と大量の降水を予測し、集中豪雨、突風、洪水、高地での雪に注意を促した。一方、北極の一部は異常な高温で、2018年2月16日以降、何度か氷点を超えた。デンマーク気象研究所(DMI)の記録では、同様の高温は2011年と2017年の2回しかない。2018年1月の北極海の氷域は史上最小で、3月の海氷域の最小値も記録を更新する可能性がある。

情報源 世界気象機関(WMO) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境 自然環境 大気環境
キーワード 世界気象機関 | WMO | 北極圏 | 異常気象 | 成層圏 | 気候 | 海氷 | ヨーロッパ | 大気循環 | 予報
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