第4回北極域気候フォーラム、北極域は2019年から2020年にかけて暖冬と予測

発表日:2019.11.08

世界気象機関(WMO)は2019年10月30日、テレビ会議による第4回北極域気候フォーラム(ACF)を開催し、2019年冬季は北極域の大部分で夏季に続き平年より高温になると予測した。これによると、2019年夏季はカナダとロシアの一部地域を除き、平均気温が平年を上回り、東シベリアでは平均気温が史上最高だった。9月の最小海氷域は2007年、2016年と並び1979年以降2番目に小さかった。また、冬季(2019年11月~2020年1月)は北極域全体で平均気温が平年を上回り、秋季の海氷凍結はバレンツ海で平年より早く、ハドソン湾で平年並み、その他の地域で平年より遅れる見込みだという。北極域は世界平均の倍以上のペースで温暖化し、その傾向は続いている。このように気候変動が著しい北極域の意思決定者を支援するため、WMOの北極域地区気候センターネットワークは、年2回ACFを開催して気候や海氷の季節予報を提供しており、北極評議会の加盟国のほか、域内の海運業や先住民族の代表等も参加している。

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