ドイツ、鳥類の個体数増加への努力が必要とする2019年鳥類保護報告書を提出

発表日:2019.12.17

ドイツ政府は、EU野鳥指令に基づき鳥類の個体数や分布、保護区等に関する最新データをまとめた2019年鳥類保護報告書を欧州委員会に提出した。留鳥に関しては、個体数が増加している種と減少している種の割合はどちらも約3分の1と同程度になっている。オジロワシ、ワシミミズク、ナベコウなどの大型種は増加しており、これは保護活動が奏功したためとみられる。一方、特にタゲリやヨーロッパヤマウズラなどの農地に生息する種が減少しており、これは農業の集約化により生息地となる牧草地や昆虫が減少したことが原因と考えられる。ドイツを通過又は越冬する渡り鳥に関しては、ヒシクイの個体数は12年間で70%激減した。カモ科の一部で増加が認められたが、これは中央ヨーロッパで冬季が温暖であったことが影響していると考えられる。ドイツ国内にある742の鳥類保護地域のうち必要な保護措置が取られているのは49%にすぎず、管理する連邦州はより徹底して措置を実施する必要あるという。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 自然環境
キーワード 欧州委員会 | オジロワシ | タゲリ | ヒシクイ | ドイツ政府 | EU野鳥指令 | 鳥類保護報告書 | ワシミミズク | ナベコウ | ヨーロッパヤマウズラ
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