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 気候変動に関する政府間パネル、パリで第52回総会を開会

発表日:2020.02.24


  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2020年2月24日にパリで第52回総会を開会した。会期は同月28日まで。総会では、主に第6次評価報告書(AR6)統合報告書の概要を検討する。統合報告書は、政策担当者のほか企業、市民団体等に気候変動に関する最新の科学情報を提供し、気候取組みの促進と国際交渉の基盤作りを図るもので、2022年に発表される。2023年には、各国政府がパリ協定に基づいて設定した目標と進捗状況を5年ごとに確認するグローバルストックテイクが初めて実施されるが、報告書はそのための作業に役立つ。そのほか、総会では、国別温室効果ガスインベントリに関するタスクフォースビューローの退任メンバーの後任を選出する。また、IPCCの運営に関する原則の定期見直しに着手する。運営原則はこれまでも必要に応じて見直されてきたが、5年ごとの見直しという規定を踏まえ前回の2015年に続き実施する。3つの作業部会からも2021年に発表予定のAR6作業部会報告書の作成状況が報告される。

情報源 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) ニュース 議案書細目(議長団の退任メンバーについて) 議案書細目(運営原則見直しについて)
国・地域 国際機関
機関 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | パリ協定 | グローバルストックテイク | 気候変動に関する政府間パネル | 第6次評価報告書 | 温室効果ガスインベントリ | 科学情報 | 気候取組み | タスクフォースビューロー
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