イギリス環境・食糧・農村地域省、「高度に保護された海洋地域」の導入を提言

発表日:2020.06.08

イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、独立専門家パネルが政府からの委託を受け1年かけて検討を行った結果、イギリス周辺の海域に、海洋生態系の完全な保護と回復を可能にするための「高度に保護された海洋地域(HPMAs)」を導入することが提言されたと発表した。HPMAsでは、船舶の通過、スキューバダイビング、カヤックなど特定の活動のみを許可し、漁業、建設、浚渫など、生息域や生物に有害な影響を与える可能性のある活動は禁止される。同パネルはその他の提言も行っており、今後政府が検討して、公式な対応を行うことになる。イギリスでは現在、355の海洋保護区域(MPAs)のネットワークを通じて様々な活動が行われており、海域の40%が保護されている。HPMAsは、既存のMPAsのネットワーク内に導入され、観光やレクリエーション活動の増加、科学研究や教育機会の増加、健康への好影響などの社会的・経済的利益も生じると見込まれている。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)プレスリリース
Highly Protected Marine Areas (HPMAs) review 2019最終報告書
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 自然環境
環境総合
キーワード 船舶 | 生物 | 海洋生態系 | 生息域 | イギリス環境・食糧・農村地域省 | MPAs | 高度に保護された海洋地域 | 独立専門家パネル | スキューバダイビング | カヤック
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