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 イギリス、プラスチックごみを削減するためにレジ袋の有料化を拡大すると発表

発表日:2020.08.31


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、英国政府が2021年4月からレジ袋の有料化をすべての小売業者に拡大するとともに、料金を現在の5ペンスから10ペンスに引き上げることを明らかにした。2015年に導入された有料化は、250人以上の従業員を雇用するすべての小売業者に適用され、主要なスーパーマーケットのレジ袋販売量を95%削減することにつながった他、英国の浜辺では投棄されたレジ袋の数が60%以上減少した。英国では海と海洋生物を守るために国を挙げてプラスチック廃棄物の削減に取り組んでおり、マイクロビーズの禁止、使い捨て飲料容器のリサイクル促進のためのデポジット返金制度の導入調整などが行われている。さらに、2020年10月からはプラスチック製のストロー、マドラー、綿棒の供給が禁止される他、再生プラスチックの利用拡大のために、2022年4月からはリサイクル率30%の最低基準を満たしていないプラスチック包装に対して、新たな税を導入する計画がある。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 海洋生物 | レジ袋 | イギリス環境・食糧・農村地域省 | マイクロビーズ | プラスチック廃棄物 | 再生プラスチック | 有料化 | リサイクル促進 | プラスチック包装 | デポジット返金制度
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