イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、プラスチック製のストロー、マドラー、プラスチック製の芯を使う綿棒の流通を、2020年10月1日からイングランドで禁止したことを発表した。イングランドでは毎年、47億本のプラスチック製ストロー、3億1,600万本のマドラー、18億本の綿棒が使用されていると推定されており、これらの使い捨て製品の供給を止めることで、海洋生物を保護する。環境保護のための重要な一歩を踏み出す一方で、障がいや持病のある人たちへの配慮はされており、パブやレストランでプラスチック製のストローを要求したり、薬局で購入したりすることはできる。英国で毎年行われている海岸清掃における調査活動によれば、ポイ捨てされるプラスチック製綿棒は年々減少しており、2017年には100メートルの範囲で平均31本見つかったが、2019年には8本しか見つからなかった。これは、多くの企業が既にプラスチック製からの脱却を行っているためとみられる。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | ごみ・リサイクル 自然環境 環境総合 |
キーワード | 海洋生物 | イングランド | 環境保護 | イギリス環境・食糧・農村地域省 | ストロー | マドラー | 綿棒 | ポイ捨て | プラスチック製 | 海岸清掃 |
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