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 アメリカ環境保護庁、PFASの発生源に関する情報提供ツールを公開

発表日:2023.01.05


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、ペルフルオロアルキル酸およびポリフルオロアルキル酸(PFAS)に関する情報を提供する「PFAS分析ツール」という、対話型ウェブページを公開した。同ウェブページは複数の情報源からのデータを、初めて使いやすい形式にまとめたものである。同ツールのマッピング、チャート、フィルタリング機能により、複数の情報源を一か所にまとめることで、閲覧者は試験が行われた場所、検出されたPFASの測定値を確認することができる。閲覧できる情報としては、水質浄化法により許可された排出源からのPFAS排出、PFAS成分を含む流出報告、長年PFASを製造または輸入している施設、PFAS含有廃棄物の移動、飲料水検査結果に関する情報などがある。同庁による飲料水のモニタリング規則の設定や、有害物質排出目録の報告要件の大幅な拡大などにより、2023年以降、収集できるPFASに関する情報の大幅な増加や、PFAS流出・排出事故に関するデータの改善などが期待できる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) ニュースリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質 水・土壌環境
キーワード モニタリング | アメリカ環境保護庁 | 飲料水 | 流出 | 水質浄化法 | マッピング | PFAS | ペルフルオロアルキル酸 | ポリフルオロアルキル酸 | ウェブページ
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