アメリカ海洋大気庁、北極の温暖化にブラックカーボンが及ぼす影響についての国際研究に参加

発表日:2011.04.18

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、太陽放射を吸収するブラックカーボン(煤)が、北極の温暖化に及ぼす影響を研究する国際共同プロジェクトに参加している。このプロジェクトは、大気中を移動する煤の鉛直分布や雪氷面への堆積を調べ、北極の温暖化に及ぼす影響を研究するもので、アメリカをはじめ、ノルウェー、ロシアなど計6ヶ国の研究機関によって様々な調査が連携して行われる。NOAAでは、エアロゾルの大きさ、数、光吸収、化学組成を測定する機器と煤のセンサーを小型無人機に搭載して、煤の移動・吸収・堆積を調査するとともに、化学トレーサーを用いて、降雪や新雪に含まれる煤の発生源に関する情報を入手するとしている。また、ノルウェーの無人機では、大気中の煤が雪氷面のアルベド(太陽光の反射率)に与える影響を測定するという。なお、北極で検出される煤の多くは、北米とユーラシアにおけるバイオマスや化石燃料の燃焼で発生したものと考えられており、研究結果をもとに今後、煤による北極気候への影響緩和に向けた対策が期待される。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境
大気環境
キーワード NOAA | エアロゾル | アメリカ海洋大気庁 | 北極 | 温暖化 | 発生源 | ブラックカーボン | 煤 | 太陽放射 | 雪氷
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