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 環境省、東北太平洋岸自然歩道基本計画を策定

発表日:2012.12.21


  環境省は、東北太平洋岸自然歩道基本計画を策定したと発表した。これは、「三陸復興国立公園の創設を核としたグリーン復興ビジョン」(平成24年5月策定)に基づくプロジェクトの1つである「東北海岸トレイル(仮称)」について、新たな長距離自然歩道「東北太平洋岸自然歩道」として位置づけ、目的や路線検討、施設整備、運営にあたっての基本的な考え方を取りまとめたもの。今回のトレイルが、目指すものは、1)復興のシンボルとなるよう、地域との協働により、沿岸被災地を結ぶ歩道を設定する、2)歩くことによる健全な心身の育成と充実感の再発見、3)様々な地域の自然の恵みや、自然の脅威の理解促進、4)新しい観光スタイルの提唱及び観光振興への貢献、である。また、同計画の策定にあわせ、東北海岸トレイル(仮称)について紹介する公式ウェブサイトを立ち上げた。同省では、路線決定後、施設整備や運営体制など、随時利用環境を整えて順次開通していく予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 みちのく潮風トレイル(旧:東北海岸トレイル)
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 基本計画 | 自然歩道 | 被災地 | 三陸復興国立公園 | 東北太平洋岸 | トレイル | グリーン復興
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