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 日本ガイシ(株)、電力貯蔵用NAS電池を年産150MWに増強

発表日:2008.07.28


  日本ガイシ(株)は、電力貯蔵用NAS(ナトリウム硫黄)電池の生産能力を、年間90MWから150MWに増強すると発表した。これは、風力や太陽光などの自然エネルギー発電の急速な拡大等に伴い、国内外で高まりつつある大容量蓄電池のニーズに対応したもの。同社では、平成19年度に、大規模な蓄電池併設型風力発電所としては世界で初めて、日本風力開発(株)の二又風力発電所(青森県六ヶ所村/定格出力51MW)に34MWのNAS電池を納入。海外でも、このような大規模風力や太陽光発電所への併設に加え、従来のガスタービン火力発電における負荷平準化(ピークカット)、非常用電源、電力の需給調整、系統安定化などの用途で、NAS電池を変電所に設置する需要が拡大している。今後、こうした大容量蓄電池の需要拡大に応えていくため、現在フル稼働を続けるNAS電池の工場を大幅に増強することを決定した。

情報源 日本ガイシ(株) ニュースリリース
機関 日本ガイシ(株)
分野 地球環境
キーワード 日本ガイシ | NAS電池 | 電力貯蔵 | 蓄電池
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