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 松下電器産業(株)、蛍光灯電極部用の新無鉛ガラスを開発

発表日:2008.08.21


  松下電器産業(株)照明社(松下電器産業(株)の社内分社)は、蛍光灯電極部用の無鉛ガラスを新たに開発し、2008年10月1日より同社で生産する全ての蛍光灯の電極部を無鉛ガラスに切り替えると発表した。蛍光灯の電極部のガラスは、加工性、高電気抵抗、気密性の維持のため、無鉛化が困難で、鉛ガラスが用いられており、RoHS指令でも、蛍光灯の電極部用ガラスの無鉛化は適用除外にされていた。今回、ガラスの組成設計技術により、ガラスの添加成分として鉛の代わりにバリウムを使用することで、鉛ガラスと同等の加工性と高電気抵抗を確保した新無鉛ガラスの開発に成功。これにより、電極部の無鉛ガラス加工を可能にし、2008年9月より量産を開始するという。

情報源 松下電器産業(株) プレスリリース
機関 松下電器産業(株)(現:パナソニック(株))
分野 地球環境
健康・化学物質
キーワード 電極 | 松下電器産業 | 蛍光灯 | 無鉛ガラス
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