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 松下電器産業(株)、使用済み蛍光灯ガラスの再利用を拡大

発表日:2008.08.21


  松下電器産業(株)照明社(松下電器産業(株)の社内分社)は、使用済み蛍光灯のガラスを再利用する取り組みを拡大すると発表した。これまでに、使用済み蛍光灯を中間処理会社で適正処理し、そのガラスの一部を同社ガラス工場で再利用する取り組みを開始。さらに、ガラスの品質を保つため、カレットの規格と評価基準を定め、安定した品質の外部再生カレットを入手できる環境を整えた。同社は、2010年度に5300トン/年の使用済み蛍光灯のガラスを再利用する予定である。これにより、ガラス原材料の使用量を半減し、ガラス溶融時に排出されるCO2量を2007年度比で約12%削減することができる。さらに、今後ガラス溶融時の燃焼方式の改善により、今回の使用済み蛍光灯の再利用による効果と合わせて、2010年度には2007年度比で約25%のCO2排出量削減が可能になるという。

情報源 松下電器産業(株) プレスリリース
機関 松下電器産業(株)(現:パナソニック(株))
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード ガラス | 松下電器産業 | 再利用 | 蛍光灯
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