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 環境省、国立公園における協働型管理運営を進めるための提言を公表

発表日:2014.03.20


  環境省は、国立公園における協働型管理運営を進めるための提言を公表した。平成19年3月に出された「国立・国定公園の指定及び管理運営に関する提言」において、外来種や野生鳥獣による被害などの新たな課題に対応する能動的な管理や、利用者ニーズの変化を踏まえた地域振興にも配慮した適切な利用の推進のためには、地方公共団体をはじめとする地域の関係者と国立公園の目指すべき目標(ビジョン)を共有し、一層緊密な連携を図ることが必要であると指摘された。今回の提言は、現状の課題や地域の多様な関係者との「協働」により国立公園の管理運営を行っていくための体制を整理し、施策の方向性について示したもの。同省では、今後、国立公園の保全や魅力向上などの方策を一層推進するため、以下の施策を展開するという。1)ビジョン・管理運営方針・行動計画を策定するための場(総合型協議会)の設置、2)整合性・実現性を確保するための措置(「国立公園管理計画作成要領」の改訂等)、3)「国立公園における協働型管理運営の推進に向けた手引書」の作成。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 外来種 | 環境省 | 地方公共団体 | 地域 | 協議会 | 管理 | 国立公園 | 提言 | 手引書 | 野生鳥獣
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