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三菱商事（株）、大日本塗料（株）のカーボンオフセット活動に排出権を販売
発表日：2008.10.06
三菱商事（株）は、大日本塗料（株）のカーボンオフセット活動に賛同し、同社へ排出権を販売する。この活動は、大日本塗料が1998年より製造・販売している遮熱塗料について、2009年1月以降の販売時に、製造段階で排出されるCO2をオフセット（相殺）するもの。この遮熱塗料は、屋根や外壁などに塗装することで太陽熱による室内温度の上昇を抑える効果があり、結果として空調に必要な電気消費量を削減できる。今回は、さらに製造課程で消費される電力・燃料から排出されるCO2を、三菱商事が販売する排出権でオフセットし、環境への貢献を促進する。同排出権は、国連で承認済みの温室効果ガス削減プロジェクトから生じたもので、最終的には日本政府に譲渡し、京都議定書で定められた日本の温室効果ガス削減目標である「6%削減」に貢献するという。製造段階の排出をオフセットした製品の販売は塗料業界で初の試みとなる。
