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 岐阜県、平成26年における岐阜県の地盤沈下の状況を公表

発表日:2015.08.31


  岐阜県は、平成26年における岐阜県の地盤沈下の状況を公表した。同県では、昭和47年から「東海三県地盤沈下調査会」と連携して、「濃尾平野地盤沈下防止等対策要綱」の観測地域である岐阜・西南濃地域約350平方kmの範囲を対象に地盤沈下の状況を調査し、把握に努めている。平成26年は、県内の水準点135点について測量を実施し、沈下を示した水準点は88点(約65%)となった。面的な沈下を示す沈下域(年間1cm以上の沈下を示した水準点が3点以上隣接している地域・面積)は認められなかったことから、地盤沈下は安定してきている。また、地下水位観測調査を27井で実施し、年平均地下水位は平成25年より若干上昇(+2.5cm)していたが、過去の年平均地下水位と比較すると、最近は横ばい又は上昇傾向にある。同県では、地盤沈下防止を図るため、引き続き水準測量、地下水位観測の継続的な実施等の施策の推進に努めていくという。

情報源 岐阜県 報道発表資料
岐阜県 報道発表資料(PDF)
岐阜県 地盤沈下の状況
機関 岐阜県
分野 水・土壌環境
キーワード 地下水 | 岐阜県 | 地盤沈下 | 地下水位 | 水準点 | 濃尾平野
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