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 神奈川県、平成23年度の地盤沈下調査結果を公表

発表日:2012.09.10


  神奈川県は、平成23年度の地盤沈下調査結果を公表した。同県では、県内の地下水揚水等による地盤沈下の現状を把握するため、「工業用水法」及び「神奈川県生活環境の保全等に関する条例」等における地下水採取の規制地域及びその周辺地域の8市1町で、水準点の標高を調査している。平成23年度は、有効水準点(前年度と対比が可能な水準点)1,003地点のうち1,002地点で、前年度に比べて年間1cm以上の地盤沈下があった。沈下量は2cm以上が全体の99%を占め、このうち2cm以上4cm未満の沈下が全体の92%を占めた。また、調査面積541.43平方km(県土面積2,415.84平方kmの22%)のうち541.26平方kmで前年度に比べて年間1cm以上の地盤沈下があった。今回の結果は、例年に比べ大幅な地盤沈下が見られたが、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響によるものと考えられるという。

情報源 神奈川県 記者発表資料
機関 神奈川県
分野 水・土壌環境
キーワード 地下水 | 神奈川県 | 地盤沈下 | 東北地方太平洋沖地震 | 水準点 | 標高
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