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 国交省、技術開発の方向を示す「下水道技術ビジョン」を策定

発表日:2015.12.04


  国土交通省は、下水道の今後の重要な課題を解決するため、技術開発の方向を示した「下水道技術ビジョン」を策定したと発表した。同ビジョンは、下水道施設の老朽化対策、近年頻発する集中豪雨などに対応した浸水対策、下水道資源の有効利用の推進など、下水道の今後の重要な課題を解決するため、以下の11の技術開発分野ごとに技術目標を設定し、技術目標の達成に至るまでのロードマップをまとめ、今後の技術開発の方向を示したもの。1)持続可能な下水道システム-1:再構築、2)同-2:健全化、老朽化対策、スマートオペレーション、3)地震・津波対策、4)雨水管理:浸水対策、5)雨水管理:雨水利用、不明水対策等、6)流域圏管理、7)リスク管理、8)再生水利用、9)地域バイオマス活用、10)創エネ・再生可能エネルギー、11)低炭素型下水道システム。今後、国土技術政策総合研究所に、産官学が連携した「下水道技術開発会議(仮称)」を設置し、下水道技術ビジョンの進捗管理を実施し、必要に応じて見直しを行っていくという。

情報源 国土交通省国土技術政策総合研究所 記者発表資料(PDF)
国土交通省国土技術政策総合研究所 下水道技術ビジョン
機関 国土交通省 国土交通省国土技術政策総合研究所
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード 再生可能エネルギー | バイオマス | 国土交通省 | 下水道 | 技術開発 | 持続可能 | ビジョン | 雨水 | 国土技術政策総合研究所 | 低炭素型
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