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 川崎重工、須賀川地方向けごみ処理発電施設の建設・運営事業を受注

発表日:2016.02.17


  川崎重工業(株)は、須賀川地方保健環境組合から、「須賀川地方新ごみ処理施設建設運営事業」を受注したと発表した。今回受注したごみ処理施設は、1日あたり95t(47.5t/24h×2炉)の処理能力を有するもの。少ない空気量でごみを完全燃焼できる同社独自の並行流焼却炉に、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、ダイオキシン類やCO(一酸化炭素)などの有害物質の排出抑制や排ガス量の低減を実現する。また、焼却炉に高温高圧ボイラと抽気復水式蒸気タービンを組み合わせて高効率発電(最大発電量1,990kW)を行い、施設内の消費電力を賄うとともに余剰電力を売電するという。なお、完工予定は、平成31年3月31日である。

情報源 川崎重工業(株) プレスリリース
機関 川崎重工業(株)
分野 ごみ・リサイクル
大気環境
キーワード 廃棄物発電 | 排ガス処理 | 環境負荷 | 川崎重工業 | ごみ処理 | 余熱利用 | 須賀川市
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